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このまま時間が止まればいい。
そんなことできるわけはないのだけれど―・・・
「ふぁーぁ、」
冬の冷えた空気に
雲一つない空に隠れることなく顔を出す太陽。
空気も澄んで、
気温の割に感じる温度は程よく気持ちいい。
こんな日に教室に籠もって
かりかりとシャーペンを走らせるなんてのは
もったいない。
そんな勝手な言い分に自分で納得しながら、
いつものお気に入りの場所にごろり、と
体を預ける。
学校の屋上。
ここが仁王の一等好きな場所だった。
学校特有の喧騒からは
少し切り離された、青天井のこの場所が。
微睡み出したのも束の間
その気持ちよさに仁王はゆっくりと意識を手放した。
と、どれくらいの時間眠りに落ちていたのかはわからないが、
仁王の意識は何かによって引き戻された。
さら、と自分の前髪に触れられたその感触によってだった。
「気持ちよさそーだな、ほんと」
そうぽつり、と呟く声が聞こえて
仁王は状況を把握した。
幸村が自分を起こしにきたのだ。
違うクラスなのに、幸村はわざわざ自分を迎えにきては諫めてくれる。
それが仁王には嬉しかった。
幸村が迎えにきてくれることをわかってて
仁王がやっているであろうことを
きっと幸村も気づいているだろう。
それでも幸村は変わらず迎えにきてくれる。
幸村は眠る仁王の傍らに腰を下ろした。
仁王が、うっすらと目を開けると
幸村の背中が目に入った。
幸村は片方の膝をたてて
そこに頬杖をつきながら、何かを口ずさみ始めた。
「(…あ、)」
それは仁王がつい先日幸村に貸したCD、仁王が好きな歌だった。
まだ低くなりきってはいない
少し高めの幸村の柔らかな声が
仁王の好きな曲を紡ぐ。
幸村の藍色がかった髪の毛が陽に透けて、
仁王は手を伸ばして触れたくなった。
でも、この状況を壊してしまうのは
なんだかもったいなくて
仁王は差し伸べたくなった衝動を抑えて
もう一度そっと瞳を閉じた。
降り注ぐ陽の暖かさ。
隣には幸村。
耳に届く優しい音も
透き通った青空を背景にした
幸村の背中も
夢と現の狭間での、微睡みも
ずっとこのままだったらいい。
このまま、なんて
叶うわけないことは一番自分が知っていたけれど
それでも
そんな途方もない願いに、想いを馳せた。
*****************
いきなり文始まり・・・笑
最近ものすごーくもだもだ。創作意欲はむくむくしてるのに、時間がとれないもんで、もだもだ。
そういえば南の圭介くんが
メイちゃんの執事に出るんだそうで。
うをおおおおおお(叫)
なんかもうどうしましょ(何)
とりあえずビデオ録画はかかしませんとも!!!!
圭ちゃん圭ちゃん圭ちゃん(わくわくどきどき)
明日はUSJに行ってきます。
久々のUSJなので楽しみですー
クリスマスクリスマス(わくわく)
>>拍手返信
★12日13:27にコメントをくださった方
コメントありがとうございました!!!!
はい!!!もちろんです!!!!
暖かいお言葉ありがとうございます!!嬉しいです!!
拙いイラストではありますが、
それでも受け取っていただけるのであれば><
よろしくお願いいたします!!
拍手押してくださった方、ありがとうございます!!
そんなことできるわけはないのだけれど―・・・
「ふぁーぁ、」
冬の冷えた空気に
雲一つない空に隠れることなく顔を出す太陽。
空気も澄んで、
気温の割に感じる温度は程よく気持ちいい。
こんな日に教室に籠もって
かりかりとシャーペンを走らせるなんてのは
もったいない。
そんな勝手な言い分に自分で納得しながら、
いつものお気に入りの場所にごろり、と
体を預ける。
学校の屋上。
ここが仁王の一等好きな場所だった。
学校特有の喧騒からは
少し切り離された、青天井のこの場所が。
微睡み出したのも束の間
その気持ちよさに仁王はゆっくりと意識を手放した。
と、どれくらいの時間眠りに落ちていたのかはわからないが、
仁王の意識は何かによって引き戻された。
さら、と自分の前髪に触れられたその感触によってだった。
「気持ちよさそーだな、ほんと」
そうぽつり、と呟く声が聞こえて
仁王は状況を把握した。
幸村が自分を起こしにきたのだ。
違うクラスなのに、幸村はわざわざ自分を迎えにきては諫めてくれる。
それが仁王には嬉しかった。
幸村が迎えにきてくれることをわかってて
仁王がやっているであろうことを
きっと幸村も気づいているだろう。
それでも幸村は変わらず迎えにきてくれる。
幸村は眠る仁王の傍らに腰を下ろした。
仁王が、うっすらと目を開けると
幸村の背中が目に入った。
幸村は片方の膝をたてて
そこに頬杖をつきながら、何かを口ずさみ始めた。
「(…あ、)」
それは仁王がつい先日幸村に貸したCD、仁王が好きな歌だった。
まだ低くなりきってはいない
少し高めの幸村の柔らかな声が
仁王の好きな曲を紡ぐ。
幸村の藍色がかった髪の毛が陽に透けて、
仁王は手を伸ばして触れたくなった。
でも、この状況を壊してしまうのは
なんだかもったいなくて
仁王は差し伸べたくなった衝動を抑えて
もう一度そっと瞳を閉じた。
降り注ぐ陽の暖かさ。
隣には幸村。
耳に届く優しい音も
透き通った青空を背景にした
幸村の背中も
夢と現の狭間での、微睡みも
ずっとこのままだったらいい。
このまま、なんて
叶うわけないことは一番自分が知っていたけれど
それでも
そんな途方もない願いに、想いを馳せた。
*****************
いきなり文始まり・・・笑
最近ものすごーくもだもだ。創作意欲はむくむくしてるのに、時間がとれないもんで、もだもだ。
そういえば南の圭介くんが
メイちゃんの執事に出るんだそうで。
うをおおおおおお(叫)
なんかもうどうしましょ(何)
とりあえずビデオ録画はかかしませんとも!!!!
圭ちゃん圭ちゃん圭ちゃん(わくわくどきどき)
明日はUSJに行ってきます。
久々のUSJなので楽しみですー
クリスマスクリスマス(わくわく)
>>拍手返信
★12日13:27にコメントをくださった方
コメントありがとうございました!!!!
はい!!!もちろんです!!!!
暖かいお言葉ありがとうございます!!嬉しいです!!
拙いイラストではありますが、
それでも受け取っていただけるのであれば><
よろしくお願いいたします!!
拍手押してくださった方、ありがとうございます!!
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